2016年12月に第69期司法修習を終え、2017年1月より入所いたしました幡野博基と申します。
茨城県出身で、大学時代は多摩地域で暮らしていました。
大学2年生の頃から3年間、当事務所で事務のアルバイトをしまして、この度、立場を変えて戻ってまいりました。大学時代から慣れ親しんだ多摩地域と事務所で弁護士を始めることができ、大変うれしく思っております。
私は弁護士になりたいと考えたのは、人々の活動の場を確保するのに貢献できる仕事をしたいと思ったからです。私は弱視の視覚障害を抱えているのですが、学生時代より、周りの助けを借りながら様々な活動に取り組むことができました。そうした中で、活動の場が確保されることの大切さを意識するようになりました。そこで、私も人々の活動の場の確保に貢献していきたい、と考えるようになりました。
この初心を忘れず、一つ一つの相談に真摯に向き合い、問題解決のお手伝いをしていきたいです。
ライフワークとしては、障害者支援に取り組みたいと考えています。大学時代から、障害者の方々が抱える生活上の問題について見聞きする機会が多くありました。関係団体や関係機関との連携を取りつつ、弁護士として、また障害当事者として活動していきたいと思います。
まだまだ未熟者ではありますが、持ち前の行動力も活かして精一杯努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
著書等:
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日本弁護士連合会人権擁護委員会編著『事例からわかる相談担当者のための障害者差別解消ガイドブック』(ぎょうせい、2024年)分担執筆 |
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「特集 裁判手続のIT化のこれから・市民にとって利用しやすい裁判とは(上) 日弁連主催・第29回司法シンポジウム『民事裁判手続のIT化とこれからの司法』第2部パネルディスカッション(前半)」判例時報2511号126頁(2022年) |
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「特集 裁判手続のIT化のこれから・市民にとって利用しやすい裁判とは(下) 日弁連主催・第29回司法シンポジウム『民事裁判手続のIT化とこれからの司法』第2部パネルディスカッション(後半)」判例時報2512号101頁(2022年) |