地域で「触法障害者」を支援する   2017年10月5日
 2013年5月から、「多摩地域の支援力向上モデル活動研究会」という団体を立ち上げ、罪を犯した知的障がい者・精神障がい者を、地域社会で支援する仕組みを考える活動をしています。
 国選弁護人をしていると、万引きで何度も捕まっては起訴される人の弁護を担当することがあります。知的障害や精神障害のために、自分だけの力では仕事にも就けず、福祉的給付も受けられないままに、刑務所と社会の間を行ったり来たりする人たちがかなりの数に上っていて、「刑務所が福祉施設に代わる最後の拠り所になっている」とも言われています。そうした軽微な犯罪を繰り返す障がい者は、福祉に繋がって、住むところや最低限の生活費を確保さえしていれば、累犯者にならなくてもすむであろう場合がほとんどです。しかし、残念ながら、福祉の側も、こうした累犯障がい者への理解が十分ではないために、なかなか手を差し伸ばしていないのが実情です。
 多摩パブは、この研究会の事務局を担いながら、罪に問われた知的・精神障がい者の支援に踏み出す福祉のネットワークを作り、こうした累犯障がい者が地域社会で生活していける環境づくりに取り組みたいと思っています。


 
 
 
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